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ダートのオープン昇級初戦について

どうも

 

先日サウジカップデーが終わりましたね。

フォーエバーヤングがサウジダービー、リメイクがリヤドダートスプリントを勝ち、ウシュバテソーロもほぼ勝ちと言ってもいい2着。日本のダート馬が世界でも戦えることを再認識した1日になりました。

 

ちなみに馬券のほうは、◎ウシュバテソーロ、○セニョールバスカドールで見事に外しました。なぜ2頭の馬連を買わなかったのか?なぜ3着にアメリカ馬を全頭押さえなかったのか?自責の念はいまだに消えませんが、今週も当てるために頑張って予想をしていこうと思います。

 

 

さて、みなさん。馬券を買ううえでこれだけは譲れないというルールや、自分だけの格言ってありますでしょうか?

私が自信を持って言いたい格言が、

 

「ダートのオープン昇級初戦は買うな」

 

これです。

というのも、馬券を本格的に買い始めたのが2020年なのですが、競馬というものをなんとなく理解し始めた2021年頃から思っていたのが、「条件戦を連勝して人気してるダート馬、なんか飛んでること多くない?」ということ。ダートはオープンと条件戦に明確に力の差があると結論づけて、昇級初戦の馬は買わないことにしていました。

 

昇級初戦で勝つようなら、それはもう相当力のある馬だと今後の予想をするうえで1つの指標になるし、昇級初戦の馬を消してよかったことのほうが体感多く、ずっとこの買い方をしてきましたが、最近思うことが、「昇級初戦で人気してる馬、なんか結構馬券内に来ない?」ということ。ダートのオープンのレベルが下がっていることで、条件戦上りの馬でも勝負できるようになっているのかもしれない。いやでも、日本のダート馬自体のレベルは世界で戦えるくらいまで上がってきているはずだ。

 

このまま曖昧でなんとなくな状態も少しモヤモヤするので、データにまとめてみることにしました。

 

 

はじめに

オープン昇級初戦の馬は本当に買ってはいけないのか?この数年で傾向に変化はあるのか?2021年から、世代限定戦を除くダートのオープン戦で調査をしてみる。

 

データ

昇級初戦馬の年ごとの平均人気と着順、単複回収率、馬券内に来る確率、人気通りに走れているかをそれぞれ見ていく。

2021年

合計90頭 勝ち6頭 馬券内15頭

主な勝ち馬 サンライズホープ、ショウナンナデシコ

主な馬券内馬 タガノビューティー、メイショウハリオ、ゲンパチルシファー

飛んだ人気馬 アイオライトアメリカンシード、ケイアイターコイズ

 

複勝率はたったの16.7%で、回収率は単複ともに50%を切る結果に。また、半分以上の馬が人気以下の着順となっている。

後にGⅠを勝つショウナンナデシコやメイショウハリオ、重賞を勝つサンライズホープやゲンパチルシファーは好走できている。アメリカンシードが圧倒的人気で大敗したことも記憶に新しい。

 

2022年

合計93頭 勝ち6頭 馬券内20頭

主な勝ち馬 レモンポップ、グロリアムンディ、ウィリアムバローズ、テリオスベル

主な馬券内馬 ウシュバテソーロ、クロジシジョー、チェーンオブラブ

飛んだ人気馬 ケイアイドリー、ヘラルドバローズ、ブラッティーキッド

 

複勝率は21.5%と2021年に比べてわずかに上昇しているが、人気以上の好走が25.8%と減少する結果になった。単勝回収率は、人気が無かったテリオスベル(単勝54.4倍、複勝12.8倍)のおかげでプラスに。後に地方重賞を2勝し、今も牝馬ダート路線の最前線にいる馬であることから、まぐれではない実力通りの勝利だった。

他にも勝ち馬にはレモンポップ、グロリアムンディ、ウィリアムバローズ。馬券内にはウシュバテソーロと錚々たるメンバーが並ぶ。

 

2023年

合計88頭 勝ち7頭 馬券内30頭

主な勝ち馬 セラフィックコール、プロミストウォリア

主な馬券内馬 キングズソード、オーロイプラータ

飛んだ人気馬 ドンフランキー、ウィルソンテソーロ、ペースセッティング

 

複勝率が35.2%と大きく上昇。人気以下の着順も半分以下になり、昇級初戦馬の活躍が目立つ年となった。

主な勝ち馬はセラフィックコール、プロミストウォリアと重賞挑戦の勝利馬。馬券内馬には、後のGⅠ馬キングズソードがいるが、馬券内に来た馬も全体的に小粒に見える年だった。

 

2024年2月まで

合計17頭 勝ち4頭 馬券内6頭

主な勝ち馬 エンペラーワケア、オーサムリザルト

 

まだ2月末だが、勝ち馬は既に4頭に。複勝率も35.3%と高く、2023年に続いて昇級初戦馬の活躍が目立っている。

単勝回収率も166%もあり、2022年のテリオスベルほど特筆した穴馬が勝利することも無く、安定した回収率となっている。

 

2021年~2024年の変化

 

平均人気、平均着順、複勝率が年を経るごとに上昇。単勝回収率も、2022年のテリオスベルが不人気で爆発したことを考えると、年々上昇している。特に、2021年は16.7%だった複勝率が、2024年には35.3%まで上昇する結果となった。3頭に1頭は馬券内に来るということであり、昇級初戦の馬は無条件で消しにはしにくい結果となってしまった。

 

まとめ

オープン昇級初戦の馬もよく吟味して、来ると思ったら買います。以上。

 

 

 

 

 

ということで

 

迎えた2月24日仁川ステークス

昇級初戦の馬はリチュアル、ラインオブソウル、バハルダール、ダイシンピスケスの4頭。メンバー的にスローペースの前残り濃厚。先行できるリチュアルとダイシンピスケスは来そうだということで買い目に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさん。ダートのオープン昇級初戦は買いです。