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能力の方向性の話

どうも

 

みなさん今年の調子はいかがでしょうか?

わたしはなんと珍しいことにG1が絶好調。大阪杯NHKマイル・ヴィクトリアマイルが的中し、収支プラスを走っております。

 

大阪杯

◎ ⑨ジャックドール

○ ⑬ダノンザキッド

▲ ⑪スターズオンアース

△ ④ノースブリッジ ⑭ヒシイグアス ⑯ノースザワールド

 

NHKマイルカップ

◎ ⑩オオバンブルマイ

○ ②モリアーナ

▲ ③ウンブライル

△ ⑤シングザットソング ⑪シャンパンカラー ⑰ミシシッピテソーロ ⑱ダノンタッチダウン

 

ヴィクトリアマイル

◎ ⑥ソングライン

○ ⑯ソダシ

▲ ②スターズオンアース

△ ③サウンドビバーチェ ⑦イズジョーノキセキ ⑪ナミュール

 

NHKマイルの買い方が汚くて恥ずかしい。当たればOKってことで…。

 

自慢はここまでにして、某血統ビームの亀○氏も語っている「能力の方向性は一定ではない。」ということについてです。馬券を当てるためにも、レース展開を予想して、力を出し切れる馬を見つけることが大事になってくるわけですね。

ここ最近のレースでもいくつか思うところがあったので、話していこうと思います。

 

あくまで個人的な考えなので、それは違うでしょってところがあったら、お手柔らかにお願いします。

 

 

能力について

まずは競走馬の能力について。ざっくりと強い馬と言っても、何が強いのか、どういうコースでどういう展開になったときに力を発揮できるのかは、それぞれ異なってくるわけですね。

重馬場が得意な馬、ハイペースで逃げてこその馬、色々分類はあるとは思いますが、最近すごく大事だなと思っているのが、脚が速い馬と脚が速くない馬という分類。

 

脚が速い馬

速い上りを使える馬。スローでレースが流れて、直線よーいドンになった時に力を発揮できる。逆にレースが流れて消耗戦になった時や、馬場が重くなって時計が遅くなると力を発揮しにくくなる。

向いているコースは東京や阪神外回りなど直線が長く、速い脚を活かしやすいコース。中山など直線の短い小回りのコースでは脚を使えずに大敗してしまうことも珍しくない。

 

代表馬:アーモンドアイ コントレイル

 

脚が速くない馬

速い上りを使えない馬。普段は脚が遅い馬って言ってるけど、遅いだと語弊がある気がしないでもないから、ここでは速くないということにしておく。

直線のよーいドンでは分が悪いため、逃げ先行馬がこれに該当することが多い。後ろに脚を使わせるために、逃げて自分でペースを作れると尚良い。当然馬場はパンパンの両馬場よりは重くなったほうが力を発揮できる。

向いているコースは脚が速い馬とは真逆で、粘りこむために直線が短いコース。

 

代表馬:キタサンブラック タイトルホルダー

 

最近の代表例

ディープボンド

2021年阪神大賞典1着、2022年阪神大賞典1着。しかし3連覇が懸かる今年の阪神大賞典は5着でした。レース後ネット競馬の掲示板やTwitterでは、「終わった」「衰えた」「本番もいらない」の声が多数。

いやいや君たち本当にレースを見ていたのかと。着順だけをみて評価をするなよと声を大にして言いたかった。でもあまり言って少しでも本番人気するのも嫌だから言わなかった。

結果、本番の天皇賞(春)では3年連続となる2着。全然終わっていなかったことが証明されたわけです。

 

↓後出しじゃないことの証明として一応…。

 

それでは今年の阪神大賞典がどういうレースだったのかというところから。

ラップを見ると

 

 

長距離ということを考慮しても、超スローペース。キレを求められる展開になりました。

 

 

こうなってしまうと、今までも最速で34.6しか出せないディープボンドにとっては厳しく

 

 

より速い上りを使える馬に先着を許す結果になりました。ディープボンド自身は34.7の上りを出しているため、そこまでの衰えは無いことが想定されるわけですね。

そして本番はタイトルホルダー、アスクビクターモアと2頭の強力な逃げ馬の出走が決まっているため、スローペースになることは考えにくい。阪神大賞典以上に悪い展開にはならないことが想定されます。

本番では京都実績があり、過去2年連続で2着だったディープボンドが、展開が向かなかった阪神大賞典で5着だったというだけで、5番人気22.5倍の美味しいオッズになりましたね。

 

なお、偉そうに語っておりますが、アスクビクターモア本命だったので、馬券は当たっておりません。

 

ダノンスコーピオ

記憶にも新しい京王杯スプリングカップ1番人気11着。馬が早熟だったのか?騎乗ミスなのか?叩きだっただけなのか?

これについても持論を述べていこうと思います。

それではラップから

 

 

こちらもテン3F34.9で、上りで11秒台前半が連発するスローのよーいドンのレース。

 

 

前にいた馬、速い上りを使える馬。つまり脚が速い馬が上位を結果になりました。

それではダノンスコーピオンがどういう馬なのかを見ていきましょう。

 

 

今までで使えた最高の上りタイムは33.5。京王杯と同じく超スローだったマイルチャンピオンシップでも速い上りが使えずに、11着と大敗しています。

この馬が勝ったNHKマイルカップのラップを見てみると

 

 

テン3F34.1で緩みのない流れ。この馬の上り3Fは34.3。

ある程度流れて、34秒台でまとめられるレースが向いていることが分かるわけですね。

 

 

川田のレース後コメントからも、凡走ではなく展開が向かなかっただけで、この馬自身の力は出し切れていることが分かると思います。

 

なお、知った風に語っておりますが、ウインマーベルが33.2の脚を使えるとは思っていなかったので、馬券は当たっておりません。

 

まとめ

まあ何が言いたいかというと、馬によって向くレース展開は異なってくるわけで、馬券を組み立てるうえでも、レース後に復讐をするうえでも展開が大事になってくるということです。

何も考えずに着順・着差だけを見て、衰えてるから本番はいらないとか騎乗ミスとか言うのはやめましょう。なぜ好走できたのか、なぜ凡走してしまったのかをしっかり考えるようにしましょう。

 

以上